ベイラインエクスプレス株式会社
ベイラインエクスプレス株式会社は、2012年12月に中日臨海バス株式会社とWILLER EXPRESS株式会社との合弁会社として設立。中日臨海バスでの運輸事業の経験や、高速バスWILLER EXPRESSのツアーバスでの実績を活かし、快適で安全な移動手段を提供しています。その安全な環境を整える1つの手段として、健康経営に取り組んでいる素敵な企業です。
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LE_PONTLE_PONTmediaでは、健康経営に取り組む「働きやすい職場づくり」に挑戦した企業様を取材しております。
今回は「ベイラインエクスプレス株式会社」さんを取材させて頂きました！
- 運転手が帰ってきたくなる安心な家を目指して！
- 健康経営は認定取得前からすでに取り組んでいた？
- 「働いてよかった」と思える職場へ
ベイラインエクスプレス株式会社について
ベイラインエクスプレス安全と安心を兼ね備え、快適な移動手段を提供しています。
ベイラインエクスプレス株式会社は、2012年12月に中日臨海バス株式会社とWILLER EXPRESS株式会社との合弁会社として設立されました。創立以来、高速路線バス事業を中心に活動しており、これまでの経験と実績を活かして、快適で安全な移動手段を提供しています。
ベイラインエクスプレス株式会社になる前の中日臨海バスでの運輸事業の経験や、高速バスWILLER EXPRESSのツアーバスでの実績があり、これらのノウハウをもとに安定した運行体制を築いてきました。
また、入社後は約1ヵ月から4ヵ月の研修を行い、未経験者や経験が浅い方でも安心して乗務を始められるようサポートしています。高速路線網の拡大やバス車輌・付帯施設の充実が進み、移動手段としての伸びしろが非常に大きい分野です。
これからもお客様の人生に関わるお仕事として、安心安全なサービスを提供していきます。
ベイラインエクスプレス運転手はみんな家族だから、会社は運転手が帰ってくる家でありたいです！
ベイラインエクスプレス株式会社の基本理念は「運転手はみんな家族だから、会社は運転手が帰ってくる家でありたい」というものです。社員全員がこの理念を共有し、家族のような温かい職場環境を作ることを心がけています。これにより、運転手が安心して働ける環境を整備し、全社員が一丸となって事業に取り組んでいます。
そして、お客様の「移動」を通じてその人生に関わり、価値ある時間を提供することが私たちの使命です。
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健康経営を始めたきっかけを教えてください
ベイラインエクスプレスもともと健康に配慮した会社づくりをしていました。
運輸業界自体が長時間の運転や不規則な睡眠サイクルなど、健康への注意喚起が必要となる職業です。そのためベイラインエクスプレス株式会社では、健康経営優良法人認定を取得する前から社員の健康へ注力していました。
健康診断あとのフォローアップをはじめとする社員への健康配慮が、法令として決められているのです。今までやってきたことを振り返ってみた時に、健康経営優良法人認定への取得条件を満たしていたので、申請の手続きを進めました。
ベイラインエクスプレス新型コロナウイルスの影響で、継続するか迷いました。
以前から取り組んできた健康経営ではありますが、足を緩めてしまいそうになる時もありました。それが新型コロナウイルスが流行したタイミングです。
自宅待機や不要不急の外出禁止があり、バスを扱うベイラインエクスプレス株式会社では大打撃をうけました。やむを得ず経営は傾き、コスト的に健康経営を続けるのが難しい状況だったんです。
「どうしよう？」とすごく悩み、歩みを止めてしまいそうになりました。それでも、健康への取り組みが文化になっていたことと、社員の健康を考えた時に「前に進んでいこう！」と続けることを決意しました。
今思えば、このときに前に進むことを決意してよかったです。そのおかげで、日本一健康なバス会社だと誇りをもつことができています。
健康経営を始めてみた感想を教えてください
ベイラインエクスプレス失敗を繰り返しながら、たくさんチャレンジしてきました。
ベイラインエクスプレス株式会社では、さまざまな健康経営の取り組みにチャレンジしてきました。基本的なものから、少し挑戦的なものまで「これは健康にいいかも？」と思ったものは即実践しています。
もちろん上手くいかない事例もありました。例えば、社内コンビニエンスストアのように、お菓子や野菜を置いてみましたが、フードロスが生じてしまい難しかったです。
失敗を繰り返すたびに、社員の声を聞きながら改善に努めてきました。そして、定着しているのものが、脳ドックや固室の仮眠室などの取り組みになります。
- 脳MRI、肺・心血管のCT検査
- Fitbitの貸与
- 酸素カプセル
- 個室の仮眠室
- 事務所内にトレーニングルーム・無呼吸症候群のサポート
ベイラインエクスプレス株式会社では、定期的な健康診断や脳ドック、睡眠改善プログラムなどの専門的な健康検査を実施中しています。これにより、社員一人ひとりの健康状態を把握することができ、安全な環境で働くことが可能です。
特に、睡眠サイクルの不規則や長時間運転が余儀なくされるお仕事なので、「睡眠」への配慮は徹底しています。個室の仮眠室を用意したり、眠気検知器を利用することで、体調不良や居眠りのリスクを低減することに努めています。
また、オフィス内にリラクゼーションスペースやフィットネス機器を設置し、日常的に身体を動かす機会を提供しました。全体として健康経営の導入により、従業員の健康意識が向上し、企業全体の健康文化が根付いてきたと感じています。
健康経営が効果的に感じることについてを教えてください
ベイラインエクスプレス個室の仮眠室が従業員の満足度が高いです。
ここ数年で健康経営を通じて、従業員の満足度が1番高く感じられるのは、個室仮眠室の完備です。やはり長期的な集中力とお客さまを守るプレッシャーからくる疲労は、図りしれないものがあります。
そのため多くの運転手が車庫に戻ってきた時には、疲れてクタクタの方が多いです。その疲れを少しでも癒すために、個室仮眠室を利用していただいています。すると社員の睡眠の質が改善され、集中力や仕事の効率も向上したという報告が多数ありました。
これからの取り組みとしても、7部屋ある仮眠室を11部屋に増やそうと構想中です。運転手の方々が、安心して運転できる環境を作り出していきたいと思います。
ベイラインエクスプレス脳ドックの検査も満足していただいている取り組みの1つです。
ベイラインエクスプレス株式会社では、お客さまや運転手にとっても安全な運転ができるように「脳ドック」の検査を行っています。命を背負うバスの運転は、何かがあってからでは遅いです。だからこそ、定期的な健康チェックが必要になります。
またこの取り組みは、転職者や新規採用の方々にも高評価です。面接をすると「脳ドックを行っている会社は初めてです」「安全を確認してから働けるから選びました」と嬉しい声が届いています。
これからも定期的な健康診断や脳ドックの実施により、多くの社員が早期に健康問題を発見していきたいです。
健康経営の活動に詰まっている想いを教えてください
ベイラインエクスプレス従業員の声を「聞くこと」を意識しています。
健康経営への想いとして、従業員の働きやすさを追求することが根本的な目標です。社員が健康で快適に働ける環境を提供することが、結果的に企業の持続的な成長につながると信じています。
また健康は身体的なものだけでなく、心や環境が大きく関係している。そのすべてをいい方向に変えるためには、経営者の力が必要不可欠です。だからこそ、単に健康施策を導入するだけでなく、従業員の声を「聞くこと」を意識しています。
もちろんすべてを反映させることは難しいですが、従業員の声をしっかりと聞くことで、一人ひとりのライフスタイルに合わせた支援をすることが可能です。
たとえば、フレックスタイム制のように「昼だけ運転したい！」という声があれば、その従業員の意見を尊重しています。ほかにも時間や日数など、できるだけ一人ひとりに合わせた働き方を調整できるように努めているのです。
そうすることで、身体的なものだけでなく、心の健康も保つことができると信じています。ベイラインエクスプレス株式会社の最終的な目標は、社員が心身ともに健康で、充実した職場生活を送ることができる環境を整えることです。
従業員のみなさんにとって、帰ってくる家であり続けたいと思います。
LE_PONTを通して読者に届けたいことを教えてください
ベイラインエクスプレス日本一健康なバス会社を目指しています！
ベイラインエクスプレス株式会社では、日本一健康なバス会社を目指して、健康経営に取り組んできました。その背景には「ベイラインエクスプレス株式会社で働けてよかった！」と心のそこから思える職場にしたいという想いがあります。
それは自社内だけで感じるものではなく、他社と比較しても自信をもって誇れる職場にしていきたいです。信念をもって活動してきた自信があるからこそ、面接や説明会に来られた方には「他社と違ってここがすごいぞ！」と胸を張っていうことができます。
ベイラインエクスプレスそのために、言動が一致するように心がけています。
また仕事をするうえで、周りの人々との関係性は非常に重要です。特に一緒に働く仲間は、業務の効率や職場の雰囲気に大きな影響を与えます。
だからこそ従業員一人ひとりの声を聞いて、みんなで一緒に素敵な職場を作り出せたら嬉しいです。そのためにも受け身にならず、自ら解決策を提案し、行動に移せる方々を増やしていきたいと思います。
ベイラインエクスプレス株式会社の理念でもある「運転手はみんな家族だから、会社は運転手が帰ってくる家でありたい」という職場を目指して、これからも安心して働ける環境を提供し続けていきたいです。
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